【2023】成田空港第二ターミナルにあるIASS Superior Lounge 虚空 KoCooを徹底レビュー【プライオリティパス】

こんにちは!ナード旅です!!

今回は成田空港第二ターミナルにあるIASS Superior Lounge 虚空 -KoCoo-に行ったので、そのご紹介です。

公式サイト

ラウンジ概要

営業時間AM7:30-PM9:00(最終入場PM8:40まで)
入場資格UCカード/クレディセゾン/アプラスカードのプラチナ以上
PriorityPass/Diners Club/Lounge Key/LongePass
設備軽食/ソフトドリンク/アルコールドリンク/フライト情報/専用Wi-Fi
場所第二ターミナル 4F(エミレーツ航空ラウンジの隣)
備考入場資格が無い場合、料金を支払っての入場は不可

KooCooラウンジは成田空港を管理するIASSが運営するラウンジで、2023年にオープンしました。

第一ターミナルにも同様にIASS Superior Lounge 希和 -NOA-をオープンしています。

UCカード/クレディセゾン/アプラスカードのプラチナカード以上かPriorityPass/Diners Club/Lounge Key/LongePassのいずれかを持っていれば入ることが出来ます。

以前からIASSが運営するExecutive Lounge(通称缶ビールラウンジ)という簡素なラウンジが制限区域外にありますが、本ラウンジは制限区域内にあり食事やドリンクなどを提供する本格的なラウンジです。

ついに成田にプライオリティパスやラウンジキーで使える本格的なラウンジが出来て大変うれしく思います。

シャワーはありませんのでその点は注意が必要です。

Executive Loungeで貰える缶ビール

場所

4階にあるので、北側の入国審査口を抜けてすぐのところにあるエレベーターに乗ります。

(地図の赤丸にエレベーターがあります)

エレベーターを上がるとエミレーツラウンジの隣にあります。(上の地図のM20)

内装

入口

入口には和を感じさせるモダンな暖簾が掛かっています。

入ってすぐの目につく場所にフィギュアやジブリの絵コンテなどが展示されており、クールジャパン的な演出が成されている空間であることを感じさせます。

座席

60席程度しかないのでこじんまりとした空間ですが、一席一席の間隔が広くゆったりとしています。

座席の横にはコンセントとUSB充電口が備わっています。

窓はありますが、屋上と管制塔しか見えないので眺望は良くありません。

奥には一曲50円から利用できる昭和歌謡専用ジュークボックスがあります。

独WURLITZER社のX5と言い1970年頃に製造されたそうです。

BOOWYのマリオネットなどがある感じ確かにラインナップは古そうです。

フード/ドリンク

右側がビュッフェ兼ドリンクコーナーです。

フード

早速メニューをチェックしてみると、ホットミールはカレー牛すき焼きがあります。(もちろん白米も)

これらのメニューは減り次第適宜補充されていたので無くて食べられないということは無さそうです。

ホットミールの隣にはかぼちゃのサラダ筑前煮漬物などがあり全体的に和食のみに絞っているようです。

さらにみたらし団子抹茶味のくずきりなど、デザートも和テイストで統一されています。

さらに快活クラブなどでお馴染みの味噌汁ディスペンサーもあり、ひかり味噌を使用していることが押し出されていました。

乾燥わかめとお麩が置いてあるので自分で具の量を調整できます。

おつまみとしては落花生ピーナッツがありました。

全体的に日本食で統一されており出国前に日本食が味わえるのはありがたいですが、もう少しホットミールの種類を増やしてもらえるとありがたいかなと思いました。

アルコール類

まず、様々なラウンジでお馴染みの全自動ビールサーバーが目を引きます。

缶ビールなどは置かれていないのでビールはスーパドライ一択のようです。

やはりラウンジに生ビールは欠かせませんね!

ビールの他のアルコール類としては国産赤白ワイン日本酒というラインナップです。

赤ワインはサッポロビールのブランドであるグランポレールの余市 ツヴァイゲルトレーベという、ボトルで2,000円程のワインです。

白ワインはシャトー酒折ワイナリーの甲州ドライワインという、1,600円程のワインです。

日本酒は三和酒造の臥龍梅 純米吟醸 直汲み生原酒という、1,600円程の日本酒でした。

静岡県は清水の地酒だそうで、直汲み生原酒という名の通り発砲感を味わえる大変美味しい日本酒でした。

カードラウンジながら一本1,000円切りの安いアルコールを入れていない辺り、お酒には力を入れているイメージを受けました。

ウィスキーなどのハードリカー類は置いてありませんでした。

ソフトドリンク

コカ・コーラのディスペンサーとアイスディスペンサーに加え、コスタコーヒーのマシンがあります。

ヨーロッパではお馴染みのコスタコーヒーですが日本に於いては店舗は僅か、基本的にはペットボトル飲料のイメージだったのでマシンがあることに驚きました。

メニューはブラックコーヒーに加えエスプレッソやラテなど一通り作ることが出来ます。

紙コップもコスタ仕様で、一層コーヒーが美味しく感じます。

コーヒーマシンがラウンジにあるというのは当たり前ではありますが、コカ・コーラブランドのジョージアのマシンではなくコスタのマシンを入れているという点で、ソフトドリンクにも力を入れているという印象を受けます。

ラウンジ飯を実食

まずはカレーから頂きます。

浅い紙皿しか置いていなかったので、味噌汁の容器に丼形式で盛り付けました。

オーソドックスなビーフカレーですが、ごろっとした具は特に無く可もなく不可も無くという味でした。

次に酒のつまみとして牛すき焼きを頂きます。

味付けは濃いめですが肉もそこそこ柔らかく、ご飯に乗せて牛丼にするのも美味しそうな味付けです。

しかし、食べ物用の皿として写真の浅い紙皿しか用意されていない点はいただけません。

せめてもう少し深めのカレー皿のようなものがあれば便利かなと感じました。

総評

いわゆるカードラウンジの部類ですが、食事やドリンクなどがしっかり用意されており長時間過ごすのにも十分耐えられるラウンジです。(シャワーが無いのが残念です)

全体的にモダンな和のイメージを押し出しており、外国人を連れて行くと喜ばれそうな空間だなと感じました。

また、ターミナルの端ではなく出国審査後すぐというアクセスの良さも評価に値します。

一方でペラペラの紙皿しか用意されていないので、ガッツリ食事がしたいという方にはあまり向いていないかもしれません。

その点は改善してほしいと感じました。

開業間もないこともあり、大変綺麗なラウンジなので利用資格を満たす方は是非入ってみてはいかがでしょうか?!