【2025宿泊記】コンラッド香港 エグゼクティブルーム ピークビュー【ラウンジレビュー/アップグレード】
香港が未だ英国領だった1990年、コンラッド香港は開業しました。
ダブリンに次いで世界で2番目に開業したコンラッドホテルであり、そのクラシカルな出で立ちと格式の高さから、世界中の旅行客やビジネス客を魅了しています。
そんなコンラッド香港に1泊したので宿泊記とラウンジの様子をお送りしたいと思います。

宿泊情報
宿泊日 | 2025年1月17日-18日 |
料金 | 2,253HKD(約44,000円) |
部屋 | エグゼクティブルーム ピークビュー |
設備 | Qi充電器、バスタブ、ミニバー、靴磨きサービスなど |
その他 | プールは冬季休業 |
ホテル情報
MTR金鐘駅直結の高級ショッピングモール、パシフィック・プレイスの上層階に位置しています。
金鐘地区は香港でも有数のビジネス街で、非常に治安のよい地区となっています。
アクセス
空港からはA11系統のエアポートシャトルバスでCentral Government Officesというバス停に向かいます。
金鐘駅のエスカレーターを登りパシフィック・プレイスに入りましょう。

モールの中には写真のように案内板があるので、それに従って3分ほど歩くと到着です。
チェックイン/ヒルトンオーナーズ特典など

15時頃の到着でしたが、チェックイン待ちは2組ほどでした。
コンラッド東京に宿泊した時はかなり混雑していたので、空いており大変ありがたいです。
私はヒルトンゴールド会員ですが、なんとボトムの部屋からクラブラウンジアクセスの部屋への無料アップグレードオファーを頂けました。
ラウンジアクセスの他にも、クラブフロアには以下のような特典があるようです。
- 香港市内通話料無料
- ウェディング衣装を除くアイロンがけ無料サービス(4点まで)
- 通常のランドリーサービスと同料金でエクスプレスランドリーサービスが利用可能
また、クラブフロア以外の部屋にも無料靴磨きサービスが付帯しているので、長期滞在の宿泊者には非常にありがたいサービスですね。
お部屋

今回は60階の部屋をアサインされました。
クラブフロアの部屋ですが42m²とそこまで広い訳では無く、ボトムの部屋と間取りはほぼ同じかと思います。
1990年の開業以来大規模改修等はされていないのか、清潔ながら壁紙やカーペットに若干の時代を感じます。

正面にはビクトリアンピーク、少し横を見ると高層ビル群が眼下に広がっています。


執務机も広々としており、使い勝手の良い部屋という印象を受けます。


執務机横の一段低い机には隠しコンセント、ナイトテーブルにはTypeA/Cコネクタを備えたQi充電器が置かれており電源回りは大変快適でした。


コーヒーはネスプレッソ、紅茶はTWGのイングリッシュブレックファーストとカモミールティーが置かれていました。


クローゼットにはアイロン台や傘、少し良さげなドライヤーがあり、靴磨きサービスを利用する際の籠もクローゼットに置かれています。
ミニバー


ここでアサヒスーパードライを見るとは思いませんでした。
ウィスキーはカバランとマッカランが揃っています。
シグネチャーカクテルのRTDらしきボトルが置かれているのは面白いですね。

価格はビールで88HKD(約1,750円)程となっていました。
水回り

シャワーブースとバスタブが分かれており、水回りはかなり広々としています。


バスタブは足を延ばすことができる大きさで、洗面台も2つあるので朝の準備も楽々です。

石鹸類はコンラッドでお馴染みのMojave Ghostの物が備えられています。
高層ビルですが水圧についても何ら問題なく快適にシャワーを浴びることが出来ました。


歯ブラシ等のアメニティは一通り揃っています。
香港ではプラスチック製アメニティの配布が禁止されているので、歯ブラシなどは置かれていないものと思っていましたが、竹製の歯ブラシが置かれていました。

洗面台にはテレビがありました(いるか?これ)
プール
プールは屋外に1つありますが、冬季休業中らしく利用できませんでした。
クラブラウンジ

クラブラウンジは59階に位置しており、営業時間は6:30-23:00です。
食事などが出るのは以下の時間帯になります。
朝食 | 6:30-10:30(土日祝は11:00まで) |
アフタヌーンティー | 15:00-17:00 |
カクテルタイム | 17:00-19:00 |
アルコール類はカクテルタイム中のみの提供となり、終了後はお茶やジュースなどしか置かれていませんでした。

ラウンジは海側に位置しているので香港の街並みを一望することができます。

ラウンジは一見狭めですが、2つのエリアに分かれているので座席数はある程度確保されています。

また、上下のクラブフロア(58,60階)からは階段でアクセスすることができます。
アフタヌーンティー


セイボリー類やスコーンなど一通り揃っています。

固めのスコーンとクロテッドクリームの組み合わせは最高でした。

また、コンラッド香港限定のスパークリングティーがありました。

少し甘い味付けですが、ベルガモットとジャスミンの風味がしっかりと味わえかなり美味しかったです。
ちなみにホテルの売店で販売されており、お値段一本520HKD(約1万円)でした。(そこらのシャンパンより高いのか…)
カクテルタイム

皆さんお待ちかねのカクテルタイムです。


赤ワインはオーストラリアCalabriaのRICHLANDというピノノワール、フランクSkalliのTerroir Littoralというカルベネソービニヨン。
白ワインはイタリアQuerciabellaのMongranaという銘柄でした。

スパークリングはイタリアLa Gioiosaのプロセッコでした。

また、カクテルタイムにはLYRE’sというノンアルコールのスパークリングワインが置かれていました。

カクテルタイムなので、もちろんカクテルも注文できます。

ビールはチンタオとカールスバーグから選ぶことが出来ました。




おかず系はサラダやスープや中華、焼き鳥などありましたが基本的に軽めで、ここで夕飯を済ませるのは少し物足りないと感じました。
また、カクテルタイムながら甘味は充実していました。(生ハムメロンが美味しかったです)
ちなみに、ビールは香港でかなり安いのでワインやカクテルなどを軽く飲んでから街に食事しに行くという感じが良いかもしれません。
朝食
クラブフロア宿泊者はラウンジでも朝食を取れるのですが、メインレストランの方が品目数が多いだろうということで、9時半ごろ1階のガーデンカフェに向かいました。

が、めちゃくちゃ並んでいたので諦めてラウンジで朝食を取ることにします。


おそらく品目は少ないですがパンやサーモン、生ハムなど一通りは置かれており中華から洋食まで揃っています。


特にクロワッサンは絶品でした。

卵料理が注文できたのでオムレツを注文します。
ふわふわで大変美味しく、ラウンジは人も少ないので注文して直ぐにサーブして貰えました。

面白いのはヤクルトと明治のヨーグルトが置かれていた点です。
少なくともヤクルトは現地生産しているようだったので、香港でもポピュラーな飲み物なのでしょうか。
まとめ
・クラシカルなホテルに泊まりたい人におすすめ
・ラウンジでは生ハムがやけに出てきて最高
・コンラッドベアがふかふかしておりかわいい
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません