【週末台湾旅行記2023】台湾の”俺ら”に会いに行こう【2日目】

2023-05-13

13時半 台湾のドン・キホーテへ

光華数位新天地の隣にあるガラス張りの綺麗なビルに入ったらドン・キホーテ忠孝新生店があったので行ってみる。

ど、どんペン…!生きてたのか…!!

見慣れたドンキ過ぎて、町田のドンキに引き戻された気分になる。

ビル自体は地下のドン・キホーテと一階のパナソニックショールームしか入れないようだ。

基本的に台湾の物は売っておらず、生鮮食品から菓子や雑貨まで日本の物が幅広く販売されている。

ポップのフォーマットなどは日本と同じだが、店の作りは異なり通路は広くちょっとしたフードコートまで備えたスーパーマーケットといった感じだ。

価格も激安の殿堂のキャッチコピーはどこへやら、日本で言う成城石井的なちょっとお上品スーパーレベルの値付けがされている。

白い恋人すら売っているのだから驚きだ、今すぐに白い恋人が欲しい沖縄県在住の方は、北海道に買いに行くよりも台湾に来た方が早いのでは?(そんなシチュエーションは無い)

12枚入り定価950円→429台湾元(約1900円)とかなり強気価格で販売されていたが、少し観察していると結構皆買っていた。

いや高いな

国内だと割と手に入りやすい宮城峡で3,280台湾元(約14,440円)…

おまけにいくら品薄気味な山崎NAとはいえ5,880台湾元(約25,900円)とはやりすぎではないか?山崎12年なら理解できる価格だが…

転売価格を込みしても国内価格の2倍強となるので、外国人観光客が日本で爆買いする理由がよくわかる。

日本酒も悲惨なもので、海外展開している日本酒として有名な獺祭シリーズの純米大吟醸 磨き二割三分も国内価格5,500円程であるがこちらでは、3,699台湾元(約16,290円)で販売されている。

品薄でもなく、普通にスーパーやAmazonなどで買える商品でこの価格は驚きだ。

尤も台湾の酒税関税事情が分からないので何とも言えないが、日本産ビールは殆ど国内価格と同価格で売られているのでこれらの酒が非常識なレベルで高く売られているのでは?と勘ぐってしまう。

13時40分 亀印のタピオカを飲む

店を出たら何やら行列ができているので並んでみるとタピオカ屋であった。

どうも台湾ではタピオカ屋というかお茶にタピオカをオプションで入れてくれるというシステムらしく、ベースはお茶屋のようだ。

そこでミルクティーにタピオカを入れてもらった。

味の指定なども特にしなかったが甘さは日本の物より控えめで飲みやすかった。

タピオカ+ミルクティー 50台湾元(約220円)

14時 華山1914文化創意産業園区へ

昨日の帰りのバスの車内から見えて少し気になっていたので、ドン・キホーテのあるエリアから徒歩5分程のところにある、日本統治時代の酒工場の跡地を生かしたイベント空間へ向かう。

週末ということもあってかレンガ造りの建物という映えスポットで記念撮影する学生や、地元の方の出店などでにぎわっていた。

建物はレストランやイベントスペースなどになっており、この日はディズニーのイベントも行われていたようだ。

14時半 台湾総統府へ

華山1914文化創意産業園区からバスで10分程の台湾総統府へ向かう。

バスの乗り方はもう慣れたものだ。

バス停から歩いていると教科書で見た建物が目の前に現れ少し感動してしまう。

本建築は旧台湾総督府として1919年に建設され、当時は日本国内で一番高いレンガ造りの建築だったそうだ。

レンガ造りの一見重工な建物だが、白が多くあしらわれておりヤシの木も相極まって南国の風の装いな建物である。

どうも月に一回見学できる日があるそうだが、あいにくこの日は見学することはできなかった。

台湾総統府の向かいには台北101が望める。

14時40分 君悦排骨で排骨麺を食す

朝から固形物をほとんど口に入れておらず、さすがに腹が減ったので目についた君悦排骨なる店に入る。

店内に入るとまずカウンターで注文するよう促されたので排骨麺を注文。

排骨麺 170台湾元(約765円)

昼過ぎだからか自分以外に客は一組しか居なかった。

てっきり麵の上に排骨が乗った物が来るかと思いきや、まず初めに麺だけ来て排骨は後から運ばれてきた。

麺自体は細麺でツルツルしており食べやすく、中にはキャベツやニラなどが入っているシンプルなものだ。

排骨は思ったより薄いが別皿で来るのでサクサクした食感のまま楽しめる、味付けも濃いめで薄味の麺とよく合う。

飯屋で周囲を色々と検索していると、近くに台湾鉄道博物館なるものがあるので歩いて観に行ってみる。

15時 目についた中華寺院へ(台湾省城隍廟)

鉄道博物館へ歩いていた道中に立派な中華寺院があったので入ってみる。

台湾省城隍廟というらしく、清朝時代の1881年に官廟として建立された歴史ある寺院らしい。

入口を入ってすぐ右側には黄金の弥勒菩薩像が祀られていた。

中も赤基調かつ大量の提灯がぶら下がっており、日本の寺院とは全く違う趣で面白い。

この寺院では城隍爺なる神を祀っており、中華圏でよく見られ、都市や住民を守る地域に密着した神様らしい。

参拝する順番と作法が分からなかったので、参拝はしなかったが地元住民とみられる人がひっきりなしに訪れていたので現代でも愛されている寺院なんだなと感じた。

15時10分 台北記憶倉庫(三井物産株式会社旧倉庫)

台北中央駅の近くで三井のロゴが付いたレンガ造りの倉庫を見つけた。

日本統治時代に三井が使用していた倉庫だそうで、内部は1階がおしゃれなカフェ、2階が建物や周辺の歴史などについての展示エリアとなっていた。

15時半 国立台湾博物館鉄道部園区

お目当ての鉄道博物館に到着。

こちらは日本統治時代の台湾総督府交通局鉄道部建物を活用しており、レンガ造りで歴史を感じる建物だ。

大人料金は100台湾元(約450円)

内部は外見と違わずレトロで豪華な感じ。

詳しい説明は別記事に譲るが、展示としては鉄道車両のカットモデルや昔使われていた鉄道部品などが展示されていて面白い。

鉄道車両の展示などは無く、台湾の鉄道史に関する展示がメインとなっている。

2階には巨大な鉄道模型も展示されており、 1時間に一回ほどのペースで走行している姿を見ること出来るようだ。