【2022戦時下ロシア旅行記】1日目 東京からモスクワ【JAL JL49モスクワ便搭乗記】
2022年2月17日から26日までにかけてロシアを旅行してきました。
コロナ禍+旅行中に開戦という踏んだり蹴ったりの旅行となってしまいましたが、そんな2022年の少し懐かしい雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
本記事は2月17日、羽田からモスクワ到着まで1日目の旅行記となります。
今は運航無期限停止となってしまった、羽田-モスクワシェレメーチェヴォ直行便(JL49)の搭乗記が中心となります。
ビザ発行編はこちら。
本記事のYoutube動画はこちら。
14時半 JL49に乗ってモスクワへ
羽田空港
海外旅行は2020年頭に行ったきりなので、丸2年ぶりである。
17時半出発なので14時頃羽田に到着。
帰国後も隔離制限が残るコロナ禍真っ最中ということもあってか、京急羽田第三ターミナル駅で降りる乗客はほとんどおらず、ホームは閑散としていた。
流石にターミナル内にはぼちぼち人は居るが、飲食店などは殆ど休業しており体感普段の1/5ぐらいの人の出だ。
JALとANA以外のほとんどの航空会社カウンターが休業状態となっており、かなり異様な光景であった。
それもそのはず、ほとんどの航空便が欠航となっているからだ。
チェックイン時に見せる陰性証明が木下グループの2,980円安PCRのものだった為、少し手間取るが無事に有効書類として認めてもらえ手続きは終了。
真昼間なのに、出国検査場には誰も並んでいなかった。
一瞬で出国手続きを終え出国するも、ブランド系の免税店は全て閉まっており羽田空港運営のTIAT DUTYFREEが一店舗だけ営業していた。
飲食店も一部は休業、カフェやフードコートだけが営業中という感じだった。
搭乗口近くのベンチでくつろいでいると直ぐに出発時間となった。
普通、出発前の搭乗口周辺のベンチは殆ど埋まってしまうが、15人程しか乗客がいないので直前になっても一人一列ベンチを占領出来ていた。
機内
案の定機内はスカスカで、乗客はロシア人っぽい男性が一人、残りは全て日本人であった。
機内ビデオの字幕にロシア語があり新鮮味を感じる。
羽田空港を定刻で離陸、夕暮れの東京の景色がとても美しい。
安定飛行に入ってすぐにおりぼりとドリンク、つまみを持ってきてくれる。
食事の前にコロナに関するロシア側のアンケート書類が配布され、陰性か陽性かをサクッと記載する。
離陸1時間ぐらいで夕飯が運ばれてくる。
日本時間18時半ごろ、時差は6時間なのでモスクワは12時半頃であり、食事の時間としてはかなり丁度良い。
メインはチャーハンと豆腐の中華風餡掛け、サラダ、コーンポタージュ、味噌汁、ハーゲンダッツである。
ドリンクには赤ワインを頼んだ、グラスじゃなくてミニボトルで来ると少しテンション上がる。
デザートのハーゲンダッツと同時にウィスキーロックを頼む。
エコノミークラスながら、ウィスキーはシーバス12年らしく流石はJALだなと思った。
ハイボールやおやつなどを頂くが、乗客がとにかく少なくCAさんの方が多いんじゃないかというレベルなので、とにかく提供まで早い。
ドリンクを切らすとお代わりを提案してくれたりと、後にも先にもエコノミークラスでこのような経験をしたことは無いレベルで快適だった。
周囲に乗客が誰もいないので真ん中の4席を使って寝る。
1時ごろ起床。
モスクワまで残り1時間程度となったところで軽食が運ばれてくる。
日本時間1時頃、モスクワ時間19時頃なのでこれも夕飯というところか。
モスクワの街が見えてきた。
日本時間4時頃、モスクワ時間21時頃に無事着陸、10時間のほぼ定時フライトであった。
地面には雪が見えるが天気は雨のようだった。
21時 シェレメーチェヴォ空港到着
21時55分にモスクワ、シェレメーチェヴォ空港に到着。
しかし、私が乗ってきた便以外の乗客は一人もおらず人が少なく不気味な空間である。
日本ではあまり見ない出発表示が多くテンションが上がる。
入国審査
ロシアの入国審査ということでさぞ厳しかろう…と覚悟していたがビザの確認、渡航目的、目的地、滞在日数などあるあるな質問をされるだけであっさりと終了してしまった。
JALのカウンターではチェックイン時に入念にチェックされた陰性証明書だが、ロシアの入国時には一切確認されなかった。
機内で記載したアンケートは入国前におばちゃんが流れ作業で回収しており、一瞥すらしていなかった。
22時 シェレメーチェヴォ空港内でSIMカードを入手
日本のAmazonなどでも一応ロシアで使えるSIMカードが販売されているが、高かったので現地で入手することにした。
入国してすぐのところにあったБилаин(ビーライン)にてSIMカードを深夜ながら購入できた。
通信量は30日で15GB,30GB,50GBがありそのほかにロシア国内通話時間や海外ローミングの有無などによって580ルーブル(約870円)から2000ルーブル(約3,000円)まであります。
今回は一週間ほどの滞在なので、15GBの通信とキャリアWiFiの接続権、400分のロシア国内通話が付いて580ルーブル(約870円)のプランを選択。
プラン説明はロシア語だけでしたが、店員のお兄ちゃんが一応Google翻訳で意思疎通を図ろうとしてくれたので理解できなくてもどうにかなるとは思います。
また、設定などは店員の人が全てやってくれるので、特に難しいことはありません。
無事手に入れた通信環境でYandex Taxiという配車アプリで宿までのタクシーを呼びます。
一応空港公認のタクシー業者もあるのですが、細かい行先など配車アプリの方が圧倒的に楽なのでこちらを使います。
Uberと同様タクシーが配車できるとドライバーの顔と車種とナンバープレートが表示されます。
シェレメーチェヴォからモスクワ中心部までは空いていれば車で1時間程で、タクシー代は1000ルーブル(1500円程)です。
一応電車もあるのですが、深夜は本数が少ないので使い勝手は悪いです。
23時 本日の宿、Good Mood Hostel到着
宿泊記はこちら。
本日泊まるGood Mood Hostelに到着。
一泊1,026ルーブル(1,804円)
ベッドはドミトリーにしては広く、共用部もオシャレかつ清潔で言うことなしのホステルだった。
タオル類は無いようだったが、管理人の温厚そうな(ぽっちゃりした)青年に聞くと裏から出してきてくれた。
紅茶やインスタントコーヒーは飲み放題なので、一杯飲んでから0時過ぎに眠りに着いた。
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