【JAL】ファーストクラスで行く、NY行き空中居酒屋A350の旅【搭乗記】

2026-05-09

機内食1回目

離陸から1時間ほど経過した頃、食事が必要か聞かれた。さて、お楽しみの機内食だ。

尤も、ファーストクラスでは食べたいときに機内食をリクエストできるのだが、食欲があったのでお願いした。(散々ラウンジでも食べたのに…)

メニューは、神楽坂「石かわ」と「虎白」が監修した和食、または北品川「カンテサンス」監修の洋食から選択できる。事前に調べた際、とりわけ評判の良かった和食を選択した。

テーブルのセッティングと共にナプキンと水が用意され、最初の一杯を尋ねられた。

窮屈な座席で身を縮め食事を「摂取」するエコノミークラスと比較すると、初っ端から雲泥の差だ。同じ機上ながら、これほどまでに乖離した体験が提供されている事実に、改めて驚きを感じる。

サロン(シャンパン)を飲んでみる

世界の航空会社で唯一、日本航空だけがシャンパンの最高峰サロンを採用している。最初の一杯のチョイスには一秒の迷いもなかった。

一本約20万円、月収だ。これ。

ブドウの当たり年にしか生産されないというが、お味はいかほどか…

正直この価格帯のシャンパンを飲んだことが無く、その魅力を的確に言葉にするのは難しいが、少なくとも尖ったアルコール感は皆無であった。

2013年という熟成されたヴィンテージながら、ミネラル感や酸味が鮮明に感じられた。若々しいフレッシュさと熟成による深み、その両方の長所を兼ね備えたような風味だ。

通常、一人一杯までで提供が終了することも多いと聞くが、この日は利用者が少なかったためか、幸運にも計二杯のサロンを味わうことができた。

アペタイザーを頂く。ハムとドライトマトのオリーブオイル漬け、サロンの風味を邪魔しない美味さだ。

「石かわ/虎白」監修の和食メイン

アペタイザーの後にコースの前菜が提供される。

前菜

左から「メバル揚げ トリュフソース」「黒毛和牛とタラの芽の煮びたし」「甘鯛昆布締め炙り」「毛ガニと瓜の白みそ和え」「蒸し雲丹と新わかめ」という品書きだ。

前菜から、トリュフや和牛、蟹、雲丹といった高級食材が惜しみなく並ぶ。どの小鉢にも和食の技法が凝らされており、地上と遜色のない本格的な和食だ。

子供舌なので、やはり和牛の分かりやすい味が一番おいしく感じられた。

椀物

椀物の中には、肉厚で存在感のある鮑と、筍、そして木の芽が香るつみれが入っている。

鮑は非常に食べ応えがあり、筍の香りも食欲をそそる。

中皿

中皿は「白海老 春かぶらすり流し キャビア」

そう、キャビアでございます。アルカンというフランスのブランドのもので、日本でも5,000円程で購入できるらしい。

人生で初めて、まともにキャビアを食する。皮が薄く、口の中でプチプチとはじける塩味の強い食べ物、といった印象だ。繊細な味付けの和食によく馴染み、不思議と白米が欲しくなるような味わいだった。

キャビアを余らせていたところ、CAさんからパンとの組み合わせを提案された。

パンはメゾンカイザーのものだそうで、ふっくらとした食感が実においしかった。(何でもブランド物が出てくるなぁ)

煮物(メイン)

次が魚と聞いたのでチリ産の「Amelia」という白ワインを頂く。

左から「蒸し帆立の炊き込みご飯」「桜鱒と筍の煮物」 「昆布と切干大根」「お味噌汁」

主菜を構成する食材はシンプルだ。しかし、素材の香りを生かした味付けには、確かな満足感があった。

マスという食材が、これほど美味しくなるとは驚きだった。

デザート

デザートは「苺アイスとラム酒ゼリー」。締めには紅茶を選択。

マリアージュフレールの茶葉だそうで、最後まで贅沢尽くしだった。

食事を終えてひと眠りし、目を覚ますと窓の外には美しい夕焼けが広がってた。

窓3つ分の縦幅を確保した設計。改めて、この空間の使い方は贅沢すぎる。

搭乗記

Posted by suppnd